【第3話】パソコンに Claude を入れる。打ったのは4行だけでした

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前回、Claude Pro を年払いで契約しました。
35,200円です。

でも、契約しただけでは何も起きません。
パソコンに入れる作業が残っています。

そもそも、何を入れるのか

私が入れたのは Claude Code というものです。
ブラウザで使う Claude とは別物だと教わりました。

ブラウザで使う Claude画面の中で会話する。文章を書いてもらう
Claude Codeパソコンの中のファイルを直接さわってもらえる

ブログをやるなら、こちらが要ると教わりました。
実際、この連載も Claude Code に書いてもらっています。

一人でやったわけではありません

先に正直に書いておきます。

私はこの作業を、三浦寛人先生に画面共有で見ていただきながらやりました。
第1話に書いた、3時間の講義の中でのことです。

自分で調べて入れたわけではありません。
先生の言うとおりに操作しただけです。

なので、この記事に書いてあることの多くは、当時の私には何が起きているか分かっていませんでした。
あとから記録を見返して、ようやく意味が分かったものです。

これから同じことをする方へ。
誰かに見てもらいながらやれるなら、そのほうがずっと楽です。

打つ場所は、PowerShell という画面です

先に、どこに打つのかを書いておきます。

PowerShell(パワーシェル)は、Windows に最初から入っている画面です。
アイコンを押して操作するのではなく、文字で命令を打ち込みます。

開き方は、キーボードの Windows キーを押して powershell と打つだけです。
候補に出てきたものをクリックすると、開きます。

このあとの4行は、全部この画面に打ちました。

打った4行

記録を見返すと、私が打ったのはこの4行でした。
順番どおりの手順は、この記事のいちばん下にまとめてあります。

1行目:入れる

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

これで Claude Code がパソコンに置かれます。
インターネットから手順書を取り寄せて、そのまま実行する、という意味の命令です。

この1行は、公式ページ(https://code.claude.com/docs/ja/quickstart)からコピーできます。
ボタンが付いているので、打ち間違えません。

ただ、同じところに Mac 用や、Windows CMD 用も並んでいます。
「Windows PowerShell」と書いてあるほうを選んでください。
CMD というのは、Windows にあるもう一つの、命令を打ち込む画面です。

私のパソコンでは、ここに13分ほどかかりました。

正直、長いです。
何も知らない状態で13分待つのは不安になると思います。

でも私は不安ではありませんでした。
先生と雑談していたからです。

先生が「読み込みに時間がかかっていますね」とおっしゃって、パソコンの容量を見たり、ちゃんと動いているか確認してくださっていました。
私はその横で、ただ待っていました。

一人だったら「壊れたのかな」と思って、途中で止めていたかもしれません。

2行目:起動しようとした

claude

動きませんでした。

3行目:場所を教える

[Environment]::SetEnvironmentVariable("Path", [Environment]::GetEnvironmentVariable("Path","User") + ";$env:USERPROFILE\.local\bin", "User")

長いです。
これは「Claude はここに置いてあります」とパソコンに教える命令です。

この1行は、そのままコピーして使えます。
書き換えるところはありません。

$env:USERPROFILE というのは、「いま使っている人のフォルダ」という意味の合図です。
ユーザー名の代わりにこれを置いておくと、パソコンが自分で埋めてくれます。

正直に書くと、私はこの1行を打った記憶がありません。
記録には残っているのに、です。

こんな長い文章を自分で打てるとも思えないので、先生に言われたとおりに貼り付けたのだと思います。

4行目:もう一度、起動しようとした

claude

今度は動きました。

動かなかったとき、何が起きていたのか

あとから分かったことを書きます。

1行目でファイルは確かにパソコンに置かれていました。
入ってはいたのです。

ただ、パソコンのほうが「claude がどこにあるか」を知りませんでした。
だから claude と打っても「そんなものは無い」と返ってきます。

入っていないのではなく、場所が伝わっていなかっただけでした。
3行目で場所を教えたら、すぐに動きました。

起動した画面を見て思ったこと

真っ黒な画面に、文字を打ち込む。
それだけの画面でした。

すごくパソコンができる人になった気分になりました。

ただ、正直に言うと——Claude が何をしてくれているのか、全く分かりませんでした。
画面に文字がすごい勢いで流れていくのですが、読んでも意味が分かりません。

しばらくして、気づいたことがあります。
ときどき、こういうものが出てくるのです。

1. Yes
2. No

最初は何のことか分かりませんでした。
でもよく見ると、「これでいい? どっちにする?」と聞いてくれているのだと気づきました。

勝手に進めるのではなく、確認してくれている。
そう分かってから、少し安心して使えるようになりました。

教わってから動くまで、33分でした

記録に時刻が残っていたので、正確に書けます。

時刻できごと
9:53始めた
10:06ファイルが置かれた(ここまで13分)
10:26動くようになった

33分です。

何年も重い腰が上がらなかった人間が、実際に動き出すまでにかかった時間が33分でした。
やり方さえ教われば、こんなものなのだと思います。

最初に頼んだのは、京都観光のホームページでした

入れ終わったあと、三浦寛人先生の講義の中で「ホームページを作ってみましょう」という時間がありました。

「どんなホームページを作りたいですか?」と聞かれて、私が選んだのが京都観光のホームページです。

記録では、動くようになってから5分後に、この言葉を打っていました。

その5分のあいだに何をしていたかは、第5話に書きます。

作ってもらいました。
Claude に。

8分32秒で出来上がりました。
この話は、第6話に書きます。

この記事を書きながら知ったこと

最後にひとつ、正直な話を。

私は「事前に何も準備しなくていい」ということに、今まで気づいていませんでした。
この記事を書いていて、初めて知りました。

少し前まで、Claude Code を使うには Node.js というものを先に入れておく必要がありました。
今はその必要がありません。

あの1行が、必要なものを全部まとめて入れてくれるからです。

ネットで調べると、古い前提で書かれた説明がまだたくさん残っています。
それを読むと「まず Node.js を入れなきゃ」と思ってしまいます。

私はそれを読まずに、先生に教わったやり方でやったので、要らない作業をせずに済んでいました。

知らなかったから、うまくいった。
そういうこともあるようです。

これから入れる方へ、順番だけ書いておきます

私が打ったのは上の4行ですが、つまずかない順番に並べると、こうなります。

この順番は、私が考えたものではありません。
あとで家のデスクトップに Claude を入れようとして詰まったときに、三浦寛人先生が送ってくださったものです。

  1. PowerShell を開く
  2. 下の1行をコピーして貼り付け、Enter を押す(ここでインストールが始まります)
    irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
  3. 終わったら、PowerShell を一度閉じて、もう一度開く
  4. claude と入力して Enter(小文字で大丈夫です)
  5. ブラウザでログイン画面が開くので、Claude Pro を契約したアカウントでログインする

3番は飛ばさないでください。
入れた直後の画面のままだと、パソコンがまだ claude の場所を知らないことがあります。
開き直すと、そこで場所が伝わります。

1台目のときは、この形では教わっていません。
私が閉じて開き直したかどうかも、覚えていません。
あのときは、3行目(場所を教える命令)で動きました。

公式の手順も出ています。
あわせてご覧ください。

https://code.claude.com/docs/ja/quickstart

次回

Claude Code は動きました。
一人で設定をしていたら、私はそのまま、何の心配もせずに使い始めていたと思います。

心配していなかったこと自体が、問題でした。

次回は、三浦寛人先生に「セキュリティとして必ずすること」と教わって外した設定の話です。

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