【第8話】「アフィリエイト」という言葉すら知らなかった

連載

この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。

ここから第2部です。
お金の話に入ります。

始まりは、私が打った一行でした。

ブログ収入ができるようになりたい。初心者です。計画をつくって。

2026年8月23日の夜です。

そしてこのとき私は、「アフィリエイト」という言葉の意味を知りませんでした。

言葉は聞いたことがありました。意味を知らなかっただけです

「アフィリエイト」は、たぶんリベラルアーツ大学(リベ大)で出てきた言葉です。
第1話に書いた、副業をすすめているところです。

ただ、意味の説明を聞いた記憶はありません。

前後の話から、「YouTubeとかで広告で稼ぐことかな」と思っていました。

正直に書きます。

正確な意味は、今も自信がありません。

「クリックされたら、お金が入る」と思っていました

なぜそう思っていたのか、順を追って考えてみました。

思い当たるのは、こういう場面です。

  • Webで記事を読んでいると、広告を見れば続きが読める
  • ゲームでも、広告を見れば続きができる

そのとき、私は広告をクリックしています。

だからクリックして広告を見てもらえれば、お金が入るのだと思っていました。

YouTube については、1再生でいくらというシステムだと思っています。
これは今もそう思っています。

そして、もうひとつ思っていたことがありました。

記事の途中で、強制的に広告を見せるものだと思っていました。

自分で書いた計画の中で、間違えていました

この勘違いは、けっこう長く残りました。

8月25日の未明のことです。

私はクロたんに、この連載の構成案を送りました。

構成案というのは、目次の下書きのようなものです。
「1話目にこれを書いて、2話目にこれを書いて」と、11本ぶんを箇条書きにしたものです。

いま読んでいただいている連載の、もとになったものです。

その6番目に、私はこう書いていました。

ブログ収入の仕組みについて説明。広告をクリックしてもらうことで収入が得られる。

自分の計画の中で、堂々と間違えています。

送った1分後に、クロたんが間違いを教えてくれました

クロたんの返事は、すぐ来ました。

前半は、構成案をほめてくれていました。
そのあとに、こう続いていました。

ただ、2つだけ直させてください
① 6番の「広告をクリックしてもらうことで収入が得られる」——ここは違います

そして、こう書いてありました。

A8.net のアフィリエイトは、クリックでは1円も入りません。

表まで作って、説明してもらいました。

それでも私は、その10分後に、同じことを自分の言葉で聞き直しています。

クリックで収入が入ると思ってたよ。あとは、記事の途中で強制的に広告みせるんだと思ってた。確認すると、私のブログを見て、そこに広告を貼っておいてそこから契約してくれたら収入が入るってこと?

違いました。アフィリエイトでは、クリックされても0円です

答えは、私が最後に書いた確認のとおりでした。

アフィリエイトは、成果報酬型です。

私のブログに広告のリンクを貼る。
読者がそれをクリックする。
リンク先で申し込んで、契約が成立して、はじめてお金が入ります。

クリックだけでは、お金は入りません。

100回クリックされても、0円です。

稼ぎ方は、ひとつではありませんでした

ここで、もうひとつ知らなかったことが出てきました。

ブログで稼ぐ方法は、3つありました。

呼び方 お金が入るとき 1回あたりの目安
広告クリック型 読者が広告を押したとき 数円〜数十円
広告表示型 読者の画面に広告が出たとき
(押されなくてもよい)
1回では1円に届きません
成果報酬型
(アフィリエイト)
読者が申し込んで、
契約が成立したとき
数百円〜数万円

ひとつずつ、簡単に書きます。

広告クリック型

読者が広告を押してくれれば、それだけでお金が入ります。
買わなくても、申し込まなくてもかまいません。
そのかわり、1回で数円から数十円です。

私が思っていたのは、これでした。

広告表示型

押されなくても、画面に広告が出た回数でお金が入ります。
1回あたりはもっと小さくて、「1,000回出していくら」という数え方をします。

有名な Google アドセンスは、もともとクリック型でした。
2023年の終わりに変更が発表され、2024年からこの表示型に近い形に変わっています。

成果報酬型

これがアフィリエイトです。
押されただけでは0円で、押した先で申し込んで、契約が成立して、はじめてお金が入ります。
いちばん条件が厳しいかわりに、1件が大きいのがこの型です。

私が見ていたのは、「表示型」でした

自分が思い浮かべていた場面を、もう一度あてはめてみました。

  • Webの記事で、広告を見たら続きが読める
  • ゲームで、広告を見たら続きができる

あれは広告表示型でした。

見てもらうこと自体にお金が発生していて、押した先で契約するかどうかは関係ありません。

私は「そのとき自分はクリックしている」と思っていました。
でも、お金の出どころはクリックではありませんでした。

混ざっていたのです。

それしか、稼ぐ方法を知りませんでした

強制的に広告を見せるのは嫌ではなかったのか、と思われるかもしれません。

嫌ではありませんでした。

それしか、稼ぐ方法がないと思っていたからです。

嫌かどうかを考える前に、他の選択肢を知りませんでした。

押しつけなくていい。でも、それなら稼げるのか

では、成果報酬型だと分かって、ほっとしたか。

しませんでした。

心配になりました。

押しつけなくていいのは、いいことです。
ただ、押しつけないなら、そもそも申し込んでもらえるのだろうか、と思いました。

クリックなら、まだ数がこなせそうな気がします。
契約となると、話がまるで違います。

この不安は、正直まだ消えていません。

「発生」と「確定」は、別のものでした

心配は、もうひとつ増えました。

報酬には、2つの段階がありました。

段階 いつ
発生 読者が申し込んだ時点
確定 広告主が中身を確認して、認めた時点

申し込まれても、あとで取り消されることがあります。
だから発生しても、確定するとは限りません。

私が調べたある案件の確定率は 94.94% でした。

100件のうち5件は消える、ということです。

数字で出ているので、隠されているわけではありません。
ただ、こういうものがあること自体を、私は知りませんでした。

それでも、狙うのは成果報酬型です

3つあると分かったうえで、成果報酬型を選びました。

理由は2つです。

1つ目。1件の大きさが違います

クロたんの説明が、いちばん分かりやすかったです。

1万人に読まれても、0円のことがあります。
逆に、100人しか読んでいなくても、そのうちの1人が契約すれば、お金が入ります。

数円を積み上げるのとは、必要な読者の数がまるで違います。

2つ目。表示型もクリック型も、審査があります

そして、まとまった額にするには月に数万回読まれる必要があります。

記事がまだ1本もない私は、審査で落ちます。

同じところにいる方へ

「アフィリエイト」という言葉を、私は今もうまく説明できません。

でも、稼ぎ方が3つあることと、自分がどれを狙うのかは分かりました。

分かったのは、知ったかぶりをしなかったからです。

知らないことを「知らない」と言うのは、遅れではありません。
そこからしか始まりませんでした。

次回

12か月の計画をクロたんに作ってもらった話を書きます。

私は自分では、1か月先も決められませんでした。

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